人気ブログランキング | 話題のタグを見る

くさや大会開催

朝8時過ぎに友人のりのり宅へ向かう。
自転車のカゴには精肉約2㎏と各種キムチ。
材料を仕込んで多摩川へ行くのだ。
くさやを焼くついでにバーベキューをしてしまおう、
と人をつのったら十数人が参加を表明。

というわけで、のりのり宅にて朝から仕込み。
仕込みながらのガールズトークが盛り上がる。
最終的には「我こそは食いしん坊自慢」大会になり
「冷奴やそうめんを薬味なしでは絶対食わない。食うヤツは馬鹿である。」
「美味しくないものでカロリーを摂取することほど腹が立つことはない。」
などなど飽食日本で産まれ育った人間らしい迷言・珍言が飛び出した。
いや、例え材料に限りがあってもね
工夫して食べる喜びはやはり大事だよ、と急いで言い訳。

一足先に男性陣が場所を確保し、炭をおこしておいてくれたおかげで
スムーズに乾杯。
くさや大会開催_b0113844_0553095.jpg

スムーズに肉を焼く。
食いしん坊が集まったおかげで、大人のバーベキュー。
メインステージの網があらかた落ち着いたところで
くさや大会開催_b0113844_0554949.jpg

サブステージで本日の案件、くさや登場。
くさや大会開催_b0113844_056756.jpg

プロカメラマンであるのりのりが「ひとりずつ食った瞬間顔おさえるから!」
と号令し
この場にいる誰もがくさやチャレンジから逃れる事はできなくなった。
風向きが変わると牧場のような香りが漂う。
こ、これは・・・。
東京のような貧しい住宅事情において
台所のコンロでくさやを焼く事は確かに困難であろう・・・。

すごくこんがり焼けている。
見た目は大変美味そうだ。
食う。
くさや大会開催_b0113844_111269.jpg

果たしてくさやは美味かった。ナンプラーを強力にしたような旨み。
塩辛にも近いかも。
しかし匂いはくんと鼻を抜けてなんとも言えない不思議な食べ物。
くさやは産地、業者によってかなり味も香りも異なるようだ。
今日のくさやは神津島産。
これをほぐしてご飯にのせてお茶をかけたい。
最後に10人中、最もリアクションがすばらしかった、
本日のリアクションキング市川氏の表情ご覧下さい。
くさや大会開催_b0113844_0564877.jpg

といったわけで私の好奇心と腹が満たされた素晴らしいGWが終わったの。
みなさんのGWはいかがだったでしょうか?

photo by のりのり よーなか
# by santarablog1 | 2008-05-06 00:50 | めし

彼女の姿

自宅で作業中、一休みするためにお茶を入れてTVを観る。
夕方でどこのチャンネルもニュースの時間。
フジTVでは
香港での聖火リレーの様子をレポートしている。
香港は難しい土地だ。中国にとっては。
パニック状態のデモ隊にマイクを奪われる女性レポーター。
ちょっと危険な状態だ。はらはらする。
あれ?彼女・・・。
このレポーター見覚えがある!
あ、水美だ!間違いない!水美だ!
大学時代、出席番号が私の直前で
だからいっつも席は私の前で
ノート貸しあったりふざけあったりしたあの水美だ!
彼女がレポーターになったという話は
風の便りにきいたことがあったのだけど
初めてその姿をTVで観たのだった。
元気そうで嬉しかった。
でもあんな状況の中、怪我などしなかっただろうか?
まぁ、もし何かあったのらキャスターが伝えるだろうから
きっと大丈夫だったのだろう。

水美はちゃんと学生時代に学んだことを活かして仕事しているのだった。
私はというと、
もし皆さんが「よりぬき失言注意報」を読んでくださっているのなら
ご存知の通り、
っつーかそうでない方々もご存知の通り。
学生時代に、本来なら趣味で終わらせるべき音楽に
首まですっぽりうずめているのであって、
初志貫徹の彼女の姿は感慨深い。
水美、会いたいなぁ。
今ならお互いどんな話ができるだろう?
# by santarablog1 | 2008-05-02 23:44 | その他

ボブ・ディラン

東京は今日も暑かった。
アイム・ノット・ゼアを観に映画館へ。

ボブ・ディランをモデルにしたフィクション。
ディランの半生の色んな時期をモデルにした6人のキャラクターが設定され
それぞれの物語が展開していきます。
わかりにくいよね、この説明・・・。
そーなんだよ、もうそれだけでだいぶわかりにくいんだよ。
デビュー前のディラン、フォーク時代のディラン、エレキを持ったディラン
などなど6種類のディランが出てくるわけ。
(しかも誰一人としてボブ・ディランという名前ではないの。
あくまでディランはモデルなので。)
ディラン好きなら知っていることだけど
年表作れるくらいキャリアと多面性を持った人ですよ。
ありきたりの伝記ではディランワールドは表現できない。
っつー発想は素晴らしいんだけどね・・・。
あと、ケイト・ブランシェットもかっこいいしね。
でも・・・
あくまで私の感想ですけど、なにしろやっぱりやりすぎ感が否めなかったなぁ。
やりすぎなわりにボブ・ディラン自身のおもしろ度に追いついてないかも。
ディラン好きの私でさえ
散りばめられた彼の欠片ににやりとできなかった。

ディランの歌詞は日本語に訳せない。
私はいっぱい彼に影響を受けていると思うが
そのうち9割以上が、耳から入ってくるメロディーや語感の面白さからもらったものだ。
もちろんそれで十分楽しめる。
だけど彼の世界をもっと知りたいと欲が出た時に
訳詞を眺めるだけでは彼のトラップを理解できない。
音を聴きながら英語歌詞と対訳を並べて
ようやくその仕掛けの一部を理解するっていう感じ。
時代背景やキリスト教についての深い知識がないと難しいところがいっぱいあるしね。
だから字幕も同じことじゃないかって思うよ。

みなさんも観てみたらどうでしょう。
ディランを知らない人の方がかえって面白く観れるのかもしれないよ。

しかし映画の予告編観ていると
たいがいひとつやふたつ観たいと思わせられちゃうものだが
今日観たこの夏あたり公開の予告編はどうでもいいものばかりで
首をひねりながら帰ってきた。
水曜どうでしょうの予告の方が全然面白い。
# by santarablog1 | 2008-05-01 23:38 | 映画