2008年 11月 25日
乙女というよりは職人
早くも夏が恋しくなってきた。
ところでミシンが使える人がうらやましい。
ニットが編める人も素晴らしい。
秋の夜長は手芸だろう。乙女の秋は手芸だ。
私と乙女はぱっと見、無関係に見えるに違いない。
しかし
昔、片目を病んで療養中、ひたすら凝ったものといえば手芸である!
布でできた熊を作った。
布でできた熊。可愛く言えばテディベア。
療養中にテディベアを作るなんて70年代の少女漫画くらい乙女だ。
何度でもつっこみたまえ。
しかし、テディベア作りはかなり面白い。
なにせ立体だからね。
生地も目玉も身体の中に詰める詰め物も凝ろうと思えばいくらでも凝れる。
間に合わせの材料で作ることもできるし
専門店に行って材料を手に入れて高級熊を作ることもできる。
熊の手足首はジョイントでつながれるので動かせる。
目玉や鼻の位置で不細工にも可愛くもなる。
何体も作ったので乙女から職人に昇格。
全部人にあげた。
手元にはひとつも残っていない。
なぜなら私は作るのが好きだっただけで、
テディベアが好きだったわけではないからだ。
あの熊たち今頃どこでどうしていることやら。
誰にあげたかも、もう忘れてしまった。
by santarablog1
| 2008-11-25 22:01
| その他