サンタラ・田村キョウコの続・失言注意報が出ています

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2015年 08月 31日

第5回 微熱の窓辺 本日の旅土産

秋の北海道ツアー受付始まりました!
寒い時期の北海道久しぶりだな~。
超絶・楽しみ!
道産子の皆さん、ぜひ観に来てな!

さて
予告通り、本日をもって窓が閉まります。
また気が向いたら開けます。
ちょっとした手続きはありますが、メルマガ「微熱の世界」はひと月無料でお試しいただけますので
まぐまぐを覗いてみてね!
他にも面白そうなメルマガいっぱいある。
ちなみに
先日8/20に配信した59号に、”父親”という存在について書いたのですが
皆さんからのレスポンスメールが熱くてマジ嬉しかったよ…。
皆さんは私への私信として送ってくれるわけで、この場で紹介できないのが残念至極。
なんていうかなぁ
皆さんと私は同じ国で同じ時を過ごしているよなぁと思う。

さて
「微熱の世界」には「本日の●●」コーナーがありまして
旅先で出会った美味しいもの、観た映画、読んだ本、聴いたアルバムなどなど、
印象に残ったものをご紹介しています。
今日の窓辺は2014年4月15日配信の「本日の旅土産」をお届けしますよ!

・・・・・・・・・・・・
本日の旅土産 

お客様からの貢物としてラムネをいただいた。
飲むラムネじゃないよ。
駄菓子のラムネ。
ただのラムネじゃない。
人気があり過ぎて、葉書による(葉書!)抽選販売だそうで
そう簡単に当たらないらしい。

イコマ製菓 レインボーラムネ

サイトを見てみたんだけど
「今月の注文は締め切りました。ありがとね。また来月ね。」
みたいなページしかなくて、
どこに葉書を送るのか、振込みなのかカード決済なのか、今も買えるのか、
など色々謎です。

食べてみました。
おぉ…これは。
一時期ラムネーゼと自称していた私です。
口どけがすごい。
さらぁっ!さぁっ!するりー!すわー!
と、溶けます。
確かに市販のラムネと違います。
ご丁寧に、食べ比べ用として普通のラムネまで添えていただきまして
早速やりましたよ。
違いますね。
口どけがいいと酸味まで変わって感じます。
同じくらい酸っぱくても嫌味じゃないんですね。
ラムネお好きな方はぜひご体験下さい。

だけど…。
ラムネってでんぷんが主原料なんだね…。


…ふふ…ふふふ。
あははは。
馬鹿な女だって思ってるんでしょ?
いいの、いいのよ。
笑ってよ。
笑ってくれた方があたし、救われるもの。

なんとなく
気付いてたわ。
そう、ずっと前から。
だけど深く考えないようにしていたの。
だって…
だって…あんまり哀しいじゃない!
心底好きだったのよ!
それがただのでんぷんだなんて!

原材料表示って残酷ね…
でももう目を逸らさないって決めたの。
そうよ。
そうなの。

ラムネは…片栗粉とクエン酸と砂糖と香料でできてる。

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by santarablog1 | 2015-08-31 16:11 | 微熱の窓辺 | Comments(1)
2015年 08月 28日

第4回 微熱の窓辺

第4回 「微熱の窓辺」をお届けします。

オンザロードで締切ということも多く、
テルホの一室で「微熱の世界」原稿を書くことも多いです。
ライブも打ち上げも終わり、
シャワーをがっと浴びまして
缶ハイボールなどを片手にその日心に残ったことを綴ったりもします。
”股旅日記”と名付けております。
不思議ですね。
自宅で書く時とテルホの一室とではなんだか気持ちが違うものです。
親しい友人に手紙でも書いている気分になります。

本日は今年、6/5に配信しました「微熱の毎日」コーナーより、股旅日記を。
100% UNPLUGGED MUSIC京都から西へ西へ向かう頃のものです。


・・・・・・・・・・・・

5/23 岐阜京都リトルインディア

今日は京都公演。
午前11時。
私は岐阜県可児市にいます。
言っとくけど泊っていない。
早朝東京を出ました。
すごいよね、東京の人が京都へ行く途中に岐阜に寄るって感覚。
我々のフットワークの軽さをなめんなよ。

昨年からもう何度ここでお世話になったか。
あれは今年4月のこと。
渋谷date.公演の準備中
砂田君がモニターとして借りているヤイリのギターを、なんと私が倒してしまった。
ごめんよー!と叫びながらすぐさま抱き起こした時は無傷のように見えたのだが、
数週間後、ネックにくっきりと深い傷が現れたそうだ。
と言うわけで、工房送りだったギターの修理がギリギリ間に合ったので
引き取り&調整のためヤイリ工房へ寄ったのです。

到着するなり
ヤイリギター アーティスト担当O氏に、平に、平に、ひらーに謝った。
前回の修理依頼は昨年秋のこと。
砂田君のギブソンのヘッドが折れたため。
やはり倒して折ったのであった。
半年で二回!
こいつらなんぼほど倒すのか!とO氏は絶対に思っている。
子供か!と柔和な笑顔の下でツッコんでいるに違いない。
砂田君も修理、さぞかし言い出しにくかっただろうなー。てへ。
滞在時間30分。

ヤイリ工房の人々は「え!今から京都?岐阜羽島に車置いて新幹線で行けば!?」
急に焦る。
コンビニ飯をくわえながら京都へ急ぐ。


京都は島原。
午後二時に到着。入り時間の30分前である。
ね、誰もやらないからわからないだけで、京都へ行くのに岐阜へ寄り道できるんですよ。
やらないからね、できると知らないだけで。

会場であるきんせ旅館。
何度も言うが
きんせは幕末から明治、大正と修復改修し続け、
今も生きる超ヴィンテージ空間だ。
一歩中へ入ると
明るい外とは異空間。
しっとりと涼しく、びっくりするほど暗い。

しばらくすると暗さに目が慣れてくる。
昔の建具、食器、着物、家具、なにもかも。
室内の暗さの中に置くと、その色や形の理由がわかる。
夜になって灯りをともせばまた更に「理由」が立ち上がってくるのだろう。
陰影礼賛~~。
夜のライブもやってみたいな、って言ってる場合か。
開場まで1時間しかない。
慌しく生音レイアウトに整えながらオーナーA氏とそんな話。

本番。
天井にアールがついていて、うまいこと音がまわる。
ほとんどが木でできた部屋は
響き過ぎずデッド過ぎず、まるでギターのボディーの中で歌っているようだ。
ここは音の面で
今までの会場中、ナンバー1。

時は幕末。
長州志士や新撰組が集い、飲み、企み、時に暴れた花街、島原。
久坂玄瑞は歌が上手だったそうだ。
http://www.jpreki.com/kusaka/
終演後、夕方の島原で耳を澄ませば久坂君の歌が聴こえるような気がした。

撤収後、砂田君プロデュースのインド料理店チャンダーにて
グルメサイト取材の撮影があるとのことで、
自動的にインド打ち上げ。
疲れた身体にスパイスが染み渡る。
今日はさすがに疲れた。
みんなと別れた後、缶チューハイ一本ぶんの河原町散歩。
シャワー浴びて爆睡。


5/24 えぇ加減なやつじゃけん

広島。
暑い。むっとする。
今日の会場は薬研堀の雑居ビルの地下、こじんまりとしたバーBONOBO。
この界隈は
完全なる飲み屋街、風俗街であって
東京で言うなら歌舞伎町。
完全生音のライブでは一番ディープで一番ダーティーな場所です。

BONOBOの店長バッキーさんは広島で活躍するパーソナリティーであり
私の地元岩国の出身。
ラジオの番組にお邪魔したのがキッカケで知り合った。

もっと若かった頃、私は故郷に対して距離を取りたかった。
私という人間の背景や歴史やしがらみを切りはなした、
超フラットな「私」を聴いてほしいという気持ちが強かったのだ。
そんなこと考えるなんて馬鹿げている。
でも本気で思っていたんだよねぇ。不思議。
その気持ちから開放された後は
ずいぶんと楽になって、故郷に対する気持ちも変化した。
故郷で歌う気持ちも変わった。

本番、
砂田君のギタレレを借りて広島弁の歌を弾き語りした。
「唇をかみしめて」
歌っているだけで泣きそうになる。
方言ってずるいね。(→微熱の欠片コーナーへ)

カープ、負ける。


5/30 京都に引き続き幕末維新ロード

期間限定新・メンバー(故人)の俺フェスで来たばかりの山口市再訪。
俺フェス↓
http://kyoko724.exblog.jp/24397501/

山口100% UNPLUGGED MUSICの会場は「菜香亭」大広間。
歴代総理大臣が贔屓にしたという料亭を保存、修復した明治期の建物だ。
ちなみに創業者は長州藩の膳部だった人物である。
「菜香亭」と名付けたのは井上馨。
大河にちなんだ幕末関連の展示もしてあって興味深く見る。
現在は周布政之助の特集。
周布は長州藩きっての実力者であり、
松陰が育てた純粋で向こう見ずな若者のパワーを藩の中心に結びつけた変人であり、
酒乱でもある。
大好き周布。親しみを覚える。

前回の下見時に菜香亭の管理をしているNPO団体の方々と打ち合わせして
砂田君の衣裳は志士姿ということになった。
靴が履けないからね。
(靴がないとなんか普通の衣裳がしまらない。)

着付けを済ませた砂田君は関係者女性陣に大変人気で
開場までの間しばし撮影会。
「もっとこう…幕末志士の憂国の感じを。」
「そうそう、目線外してください。」
「じゃ、こちらの額縁の前で。」
「次はギター持って座りましょう。あ、いいですねいいですね。」
今日が人生最大のモテ期じゃないだろうか。

52畳の畳敷きは音がデッド。
響けばいいというものでもない。
むしろ今日くらいの人数だとやりやすい。
お客さんの席は座布団。
私も座って歌う時は座布団。
大好きな木戸ちゃん(木戸孝允)の書を眺めながら
「彼は私の永遠のヒーロー。」と歌う幸せ。


終演後、関係者各位と打ち上げ。
明治天皇替え玉説について盛り上がったり。
「そういえば今日の志士姿に刀があったらもっとよかったのにね。」と言ったところ
菜香亭の建物内では帯刀禁止だそうである。
どんな大人も刀を持たせるとやたらと振り回したくなるもので
貴重な建具を壊す可能性があるからだそうだ。
振り回したヤツがいるんだな…。
大人って思ったほど大人じゃない。

きんせ旅館から続く幕末明治ロードは山口を通過。


5/31 金の枇杷とソルティードッグ

雨の予報は外れて爽やかな朝。
ホテルのフロントに
中也記念館館長さんから差し入れが届いていた。
立派な枇杷。
なんて粋なんだろう。
果物界において、枇杷と無花果の価値、あるよね。


時間調整のため下関まで一般道。
唐戸市場で昼ごはん。
海峡から九州門司の街が見える。

博多。
会場であるモカジャバカフェパークサイドに到着。
珍しく下見ができなかった店なのでレイアウトを考えるのに時間がかかる。
慌しく準備。

博多という街は常に飛行機の音とともにある。
空港が便利な場所にあるからね。
便利に使っているのだから文句は言うまい。
トークの合間に飛んだらにこにこしながら黙り通り過ぎるのを待つ。
これも生音ならではの瞬間だ。

終演後は完全生音ライブをやるきっかけになった街、西新に移動。
西新はだんだん我々の九州のホームになりつつある。
サロンのような一軒家のバーで打ち上げ。
ここのカクテルがすごかった。
個性的。
最も驚いたのが
これ、アミノ酸入ってませんか?と言いたいほど
ヴィシソワーズのような味噌汁のようなソルティードッグ。
あ、いい玉露の旨みにも似ているわ。
グラスの縁に塩を盛るのでなく、カクテル自体に塩気を持たせている。
飲み疲れた日のシメに飲むカクテルとしてレシピを考案したそうだ。
カクテルって実は料理なんだね。
飲み疲れたなら飲むなよ!というツッコミは無視します。

しかし博多はいいね。
楽しそうな大人が多い。
街のサイズが理由かもしれない。
今すぐ引っ越したい。

続く…

・・・・・・・・・・・・

さて、微熱の窓辺は今月最終日、31日更新予定の第5回で一度閉じます。
またなんかのタイミングで少し開くかもしれません。

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by santarablog1 | 2015-08-28 15:37 | 微熱の窓辺 | Comments(1)
2015年 08月 23日

微熱の窓辺 第3回

期間限定で開催中です「微熱の窓辺」。

「微熱の欠片」というコーナーがあります。
私の歌詞ネタ帳の一部を公開したり、
名曲の歌詞を一緒に楽しんだするコーナーです。
皆さんからのレスポンスが多いコーナーでもあります。

「Cold Heart, Long Distance」をリリースした頃は
全収録曲の歌詞私的解説を連載していましたよ。
今日はその中から選んでみました。
昨年7/15配信第29回の「微熱の欠片」コーナーより
「バリトンギターと科学博物館のために」について書いた一文をお届けします。

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堆積してゆく時間
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早くも7曲目。
「バリトンギターと科学博物館のために」です。

今回のアルバムで一番厭世的な、
個人的には一番好きな歌詞です。
いつかこのことについて歌いたかったのよー、という感じ。
舞台は上野の森。

上野の公園には博物館も美術館も動物園もあって
これは本当に国民の宝だと思う。
みんなどんどん行こうぜ。
夏休みに東京に遊びに来る方はぜひ行って。
平日ならなおいいです。

私は博物館が好きだ。

空を見て、海を見て、山を見て、人間の小ささを感じる人もいるだろう。
博物館も同じ。
遠い昔の作者不詳の奇跡みたいな作品や
ただただ偶然自然の力だけでできたこのうえなく美しい物が山ほどあるんだ。
名の知れた芸術家の作品は
美しいもののほんの一握りでしかない。

人間の小ささ、私なんか、自我なんか屁の足しにもならんことをひしひし感じる。
時間や歴史の流れにこのまますっぽり埋もれてしまいたいと願う。
いやそもそも私は時間や歴史の小さな小さな欠片なんだから何も心配いらない。
願わずとも埋もれてゆける。

私は他者であり世界であり、敵も味方もない。

すると心穏やかにさっぱり禊したような気になるんですね。
こういう境地、仏教だとなんか名前が付いているんだろうな。


この感覚をどうやって嫌味でなく曲に乗せるか
ずっと前からぼんやり考えていたんだけど
こうなったら私の大好きなバリトンギターとくっつけちゃえとひらめいた。
バリトンギターはカントリーによく使われる楽器。
ドリーミーなムードが出る。
またヘヴィメタルにもよく使われます。

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by santarablog1 | 2015-08-23 13:27 | 微熱の窓辺 | Comments(1)
2015年 08月 16日

微熱の窓辺 第2回

「微熱の窓辺」第2回をお届けします。
購読者の皆様にとっては「バックナンバーの窓辺」ですな。

皆さん、お盆は里帰りしましたか?
お墓参りには行きましたか?
私は行ってない!ごめんねご先祖さん。
また今度、缶ビール持って行くからね。

本日の窓は2014年3月25日に配信された第18回「春のスケッチ」より。
「微熱の毎日」コーナーの一部抜粋したものです。
春のお彼岸の話。

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…その五 春眠再び

最近、夜中に一度目を覚ますのが癖になっている。
眠りが浅いのだろう。
変な夢をみる。

昨日の夢に、昨年死んだ祖父が出てきた。
実家のリビングで寝ていると(リビングで寝るな。)
引き戸がざらっと開いて、
漫画の浮浪雲そっくりな衣装で
「おかえり」と言いながら現れた。
死んだはずなのに、と思いつつも、再会の嬉しさに思わず手をとって
その姿をまじまじと見た。
祖父はやはり死んでいた。
生前と違うことがいくつもあった。

両耳の穴になぜかこんもりと肉が盛り、ふさがっていて、
そこからふさふさと長い毛が生えている。
左手を握ってその上からぼろ布をぐるぐると巻いており、
野口英世の伝記絵本でこんな様子を見たことがあるなぁと思った。
祖父はダイニングテーブルの端に腰かけ、
右手でお茶を淹れようとポットの上のボタンを押す。
でもそのポットはボタンを押してお湯の出るタイプでなく
ガラス製のポットが電熱器の上にのっているタイプであり、ボタンはない。
ないボタンを押すからガラスポットに直接触ってしまった。
「あつい」と言った。
よく見ると瞳も深い穴のようで、あぁこれでは何も見えていないだろう。

椅子に座らせてお茶を淹れてやる。
祖父はあらぬ方を見てぼんやりと待っている。
マグカップを持たせると
「おやすみ」と言って、自室に戻ってゆく。

私は勇気をふり絞って廊下まで追いかけ、それを引き留める。
手を握って穴の瞳を覗き込んだ。

「じいちゃん、もうここへは来ちゃぁいけん。じいちゃんは死んだんじゃけぇ。
このままだと成仏できんくなるよ。」

「死んだ?俺は死んだんかぁ?」

精一杯、厳しく、はっきりと現実を伝えなければ。
あんなに頭のよい人だったのに、死ぬと人は迷うのか、と悲しかった。
じいちゃんの家なのに「来ちゃいけない」と言わねばならないことも、とても悲しかった。
祖父の右手を両手で包んで泣きながら諭した。

「じいちゃんは死んだんよ。
きょうこが偉いお坊さんを雇ってよく供養してあげるけぇね。安心してえぇんよ。」

「ほうかぁ。俺は死んだんかぁ…」

みるみる間に祖父の身体は透明になってゆき
私の両手の中にはそのマネキンのような右手だけが残った。

祖父が憎くてこんなことを言っているわけじゃない、愛しいからこそ言っているのだ、
その気持ちが伝わっただろうか。
膝をついて脱力した。
祖父の右手はいつの間にか消えた。

死ぬと人は迷うとか、偉い坊さんを雇うとか、成仏するとか、供養するとか、
自分がそういう古臭い発想を持っているのに驚いたし、
地元の言葉を字におこすと、
あまりに「はだしのゲン」風で驚くし
多分に文楽の影響を受けている風なのも驚く。

ちょうど彼岸だった。

…続く

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by santarablog1 | 2015-08-16 15:48 | 微熱の窓辺 | Comments(1)
2015年 08月 13日

期間限定で開きます「微熱の窓辺」

メルマガ「微熱の世界」を始めて、一年半とちょっと。
(ご購読いただいている皆さん、深く感謝しています!どうもありがとう!)

メールマガジンなんて時代に逆行しているようですが
誰でも見れるブログやSNSで書けないこと、書きたくないことはやはりあるのだし、
何でもシェア、何でも垣根なし、みたいな世の中の風潮に
ちょっと飽き飽きしていたのね。
クローズであることの良さをもっと楽しもうと思って始めたのでした。
一年半とちょっとやってみて…。
…断然、メルマガの方が面白い!
正直言って!
(Twitterなんてものは瞬発力以外のなにものでもない、屁のようなものです。)

というわけで
この場に「微熱の世界」に通じる小さな窓を開けてみようと思います。
もっと「微熱の世界”覗き見”」とか「微熱の世界への誘い」とか
わかりやすい感じにしようと思ったんだけど
なんかこうね…官能小説っぽくてね…。

バックナンバーの一部を掲載したいと思います。
時事ネタは古くなっているでしょう。
当たり障りのない部分でしょう。
話は完結しないかもしれません。
あくまで小さな、時期が過ぎればまた閉じる窓です。
よかったらちょっと覗いてみてください。


では今日の窓は昨年のちょうど夏、同じ時期の窓。
2014年8月15日に配信された第32回「夏休みの宿題」より、
”微熱の毎日”コーナーの一部抜粋です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

~読書感想文 私と北村先生とハラペーニョ~


料理本をもらった。

「私の唐がらし料理」

手渡された瞬間正直リアクションに困った。
すごい的の絞り方である。

まぁ確かに私、唐辛子好きだけども、
「たまごでお弁当1week!」とか
「週末お家で楽しむカジュアルフレンチ」とか
「初めてのスウィーツBOOK」とは明らかに違うし、
はたまた「熟年硬派宣言・男の台所~池波正太郎の舌」や
「お天気お姉さんの牛、時々豚、ところによって鶏でしょう」や
「高円寺発!サイケデリックキッチン!」
なども購読者をつけて歩いて観察したいが、
やはり絞り方で言うならば
「いわし料理365日」とか
「オホーツクから愛をこめて タラバのある食卓」
「Oh!Shimonita 葱とこんにゃく 付録:葱とこんにゃくカレンダー2015年版」
と同等くらい”そんなわけない”レベルであると言える。

ぱらぱらとページをめくってみる。
ほぅ・・・
なるほどね。
言われてみれば
伏見とうがらし、ししとう、ピーマン、パプリカも唐辛子の仲間であるし、
カイエンペッパーやチリパウダーなど
スパイス売り場でおなじみの小瓶で間に合うレシピも多い。
伏見とうがらしの炊いたんから始まって
タイ料理、韓国、イタリア、インド、スペイン、メキシコ…
バラエティに富んでいるけれど意外と身近。
写真の色もきれいだし、
「Oh!Shimonita 葱とこんにゃく」よりは的が広いかもしれない。

ちょうど中ほどに読み物が挟まれる。

唐辛子の歴史。

唐辛子はペルー、メキシコあたりの生まれ。
大航海時代にヨーロッパに持ち帰られたが
最初は辛すぎて胡椒ほど受け入れられなかった。
ウケる。
生まれ故郷ではお守り、薬、そして貨幣のかわり、お仕置き道具にもなったと。
ふんふん。

次のページをめくる。

「小さな鉢ひとつで日本でも結構育つ」みたいな大書き。
ハラペーニョの種のパッケージ写真。
「水はけのよい日当たりのよいところで大きくしっかり育てましょう!」

嫌な予感・・・。

そこから先のレシピ、ぐっとハードルがあがる。
なにしろ全ての料理にハラペーニョが必要なのだ。
生ハラペーニョなんかそうそう売ってない。
売ってないから育てよ、と。
やはりさっきのページは前ふりだったのか・・・。
育てよ、から始まるレシピってあるかい?

最後の二つのレシピに至っては
チレ・アンチョ、チレ・グァヒーヨ、チレ・パシーヤを手に入れて
水で戻して使うって書いてある。
ホール、丸のままのそれらが必要であるという。
チレというのはチリ、すなわち唐辛子であり
アンチョ、グァヒーヨ、パシーヤはそれぞれ違った種類。
ひとつ欠けてもこのレシピは完成しない。
いつか上野の科学博物館で見たミイラの手みたいな
大きくて干からびた濃い茶色のチレ。

例えばですよ。
メキシコシティに住んでいるメキシコ人に和食の本を渡して
「まずは干し椎茸、高野豆腐、身欠きニシンを水で戻してね。」って言ったらどうするか。
椎茸は売ってないから育てて干してね。豆腐も寒い夜に干して。
ニシンは・・・ど、どうにかしてね。

つまり、この本は的の絞り方を間違っている、と言わざるを得ず、
やはり「Oh!Shimonita 葱とこんにゃく」並みである。

…続く…

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by santarablog1 | 2015-08-13 14:04 | 微熱の窓辺 | Comments(1)
2015年 08月 11日

残暑お見舞い申し上げます

暑いって言うの禁止ね!
ってあれほど言ったのに「暑い」って言っちゃうくらい暑い。
この暑さでなんとか発電できないものだろうか。
暑さってエネルギーにならんの?

大阪と東京にて、100% UNPLUGGED MUSICファイナル。
ご来場の皆さんありがとう!
ゆったりした曲、夏の曲が集まって
全体的にリラックスムードだったなぁ。
皆さん、次は名古屋TOKUZO、京都磔磔、渋谷duo MUSIC EXCHANGEでお会いしましょうね。
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写真by猪瀬紀子

8月6日は大阪で迎えた朝でした。
いつものように広島の平和公園の様子をTVで観て
その後甲子園の開会式も観た。
あ、いつものホテルがいつもより高かったのはもしかしてこの影響だったのかな。
彼らは好きな野球でこうして誇らしい場所に立っている。
頑張ればこの場に立てる!って思うことが
どれだけ励みになることだろう。
好きなことに思い切り打ち込める幸せは
観ているこっちにも伝わってきて、私達を幸せにしてくれるのだった。

そういえば私も昨晩は自分のやるべきことで皆さんに喜んでいただいて、
それで相応の報酬をいただき、こうして生きているのだ、と思った。
皆さんも自分のやるべき仕事で自分の報酬を得て、
私達のライブにご来場いただいて、楽しんでくれた。
平和だ。
この、ただ食って寝るだけではない、
生きがいやちょっとした楽しみがある世の中をありがとう。
私たちの先輩が、先祖が、築いてくれた今の平穏をありがとう。

その後、FM COCOLO、朝のHIROさんの番組に出させてもらった。
「フラッグ」を歌ったよ。
フラッグは9.11の後、しきりに聞いた「Show the flag」という言葉に影響を受けて書いた曲です。
これ以上の政治的なことは(現時点で)この場で言いたいくないし、
曲にしたいとも思わない。
(だからって政治的な曲を書く人を否定もしたくない。)


さて、その他にも
最近は秋のツアーで会場限定発売する予定のライブDVD、音&映像チェックしてました。
こんなこと言っちゃ身も蓋もないですけど
一年前の自分をじっくりチェックするって、結構キツいよ…。
ライブですからね、好きなようにやって好きなこと喋ってますしね。
でもすでに去年よりちょっといい感じの予感がしてるんですこれが。
秋までは色んなことと並行しつつ
映像制作のリトラットさんとともにこの作業、頑張っていく所存でございます。

皆さん、素敵なバカンスをお過ごしくださいね。

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by santarablog1 | 2015-08-11 11:51 | その他 | Comments(1)