サンタラ・田村キョウコの続・失言注意報が出ています

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2013年 03月 30日

全録音終了!

NEWアルバムのレコーディング、全終了!
感無量です。長かった。いっぱい録った。
まぁこれからも長いんですけどね。スタジオにもまだまだ通います。
MIXとかマスタリングとか諸々。
夏にかけて皆さんにお知らせすることが多くなってくるはず。
ちょっと楽しんでもらえるような企画もいくつか考えています。

今年は寒い寒い日々が長く、梅が咲いたかと思えばすぐに桜が咲いてしまい、
恒例の躁になる現象は起きませんでした。
毎年この時季は「根拠はないけど無敵!なんでも来い!」となるんだけどね。
いつスイッチが入るんだろうか、自分のことながら。
若葉の頃かな。

とある喫茶店で隣のテーブルの男女が楽しげに話をしていた。
どうやら近隣の大学の学生さんで、友達同士らしい。
女子が男子に彼氏のことについて愚痴をこぼしている。
愚痴のわりに明るい調子で話すので、可愛らしい。
私は今さら三島を読んでいた。
で、三島のくどい感じにうんざりしていたのか、そんなつもりもなかったのだが
いつの間にか彼女の声を聞いていた。
そしてその話に思わず惹きこまれた。
なんと彼女の彼氏、ボーイフレンドはつい最近まで
「プレゼント」と「お土産」の区別がついていなかったというではないか!
「誕生日おめでとう!はいこれお土産。」と言われながらプレゼントを渡されて
不審に思って問いただしたところ、それが判明したという。
すごい豪胆なボーイフレンドだ。
更に、ボーイフレンドは「ぐずる」という言葉を勘違いしていたらしい。
どうやらぐずぐずする、つまりのろのろしているに近いあの「ぐずぐず」であるが、
そこから派生した「ぐずる」だと理解していたようで、
完全に独自の使い方をしていたらしい。
すごい。日本で生まれ育ったとは思えないオリジナリティー。

彼らの話題はそのうち変わってゆき、
彼らの共通の先生(察するにおそらく大学の先生)について話している。
「●●先生のうちの猫、超かわいかったー。」
「マジかわいいよねー。猫好きって多くない?」
「多い多い。でもうちのまわりでは犬好きの方が多いかもー。」
と、マジどーでもいいし内容ほぼナシみたいなやりとりの途中、
私は耳を疑った。
「先生んちの猫、なんて名前だっけーー、にゃんにゃんみたいな・・・」
「なんだっけ・・・」
「なんだっけ・・・あ、思い出した!ニャメロじゃない?!」
「そーだ!ニャメロニャメロ!ニャメロだよー。」
彼らはニャメロニャメロと何度も繰り返したが、多分それはニャメロでなくニャロメである。
断っておくが私だって全然赤塚世代ではない。
リアルタイムで赤塚は知らない。
でもニャロメは知ってる。
つっこみたかった。
できなかった。
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by santarablog1 | 2013-03-30 21:13 | その他 | Comments(1)
2013年 03月 18日

作っている時の気持ち

東京では少しずつ桜が咲き始めた。
桜が咲く時季に一年が始まる気がする。まだ学生気分でいる証拠だろうか。
だとしたらそうとうヤバイんですけど。

最近はオトナになるということを強烈に意識している。
というより意識せざるを得ない状況に置かれている。
当たり前だ。
私はとっくに30代もベテランの域に達しているからだ。
これがあと数年して40代に突入したらどうだろう、
もっとオトナとして取り繕わなければならない。
準備しなくては。予習しとかないと全然間に合わない。
オトナ子供で通用する男性はいても女性は疎まれるばかりである。
これは蔑視でも偏見でもなく、需要の話だ。
需要に追いつこうと、深層心理で思ってしまう悲しさ。
そんな抗う私が作品制作にとってはうってつけのエサであるというこの悲しさ。
っていうか都合のよさ。

吾妻 ひでおさんの失踪日記という作品を読んだ時、
衝撃的にぴんときたことがある。
アルコール依存症を指して表現される言葉、
「きゅうりが一度ぬかづけになってしまったら、ただのきゅうりに戻ることはない。」
そんな言葉だった。
依存症と生きてくことと何が違うかって
なんにも違わないという気がする。
オトナになるってそういうことなんだろうな、と思う。
美味しいぬかづけになって生きていくことが
いわゆる幸せなんだろうな。

昔作った作品と、ライブの刹那の瞬間でなく、シビアに面と向き合って付き合っている
今、そんな気持ちなんです。
面白い作品になってると思うよ、NEWアルバム。

って今語るよりもっと相応しいタイミングがあるかも。
はやまったか。
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by santarablog1 | 2013-03-18 23:05 | その他 | Comments(2)
2013年 03月 14日

続く

今年はblogをちゃんと更新しようと思っている。

レコーディングはいよいよ大詰めで
あと3曲を残すのみ。
3曲も!
ねぇ・・・。結構あるよね・・・。
でもアルバムの収録曲数すごいから。2枚組にすりゃよかった?
どっちにしてもTD、マスタリング済んで音源が完パケするのは来月の極上旬あたりかな。

スタジオで森俊之さんと久々お会いしました。
ピアノいっぱい弾いてもらいました。
森さんと出会ってもう10年近くかぁ。しみじみ。
サンタラの色んな曲に森さんとの思い出が染み付いていて
それが今のサンタラ&森カラーに変換されていくのは圧巻でした。
森さんと出会ってなかったら、
自分達の価値を見出すのにもっと時間がかかったような気がする。
出会いはなによりの財産ですね。

何度も書くけど、
レコーディングという作業は本当に苦しく楽しく意義深い。
ライブの時とは違った楽しさがあり、違うチャンスをもらえるとも思っている。
セルフカバーだから
楽曲に対する新鮮さはいつもに比べて少ないかと思いきや、
まったくそうでなかった。
むしろその曲が持つ個性に翻弄されがちだった。
これは私にとってすごい驚きだった。

楽しみにしていてくだされ。
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by santarablog1 | 2013-03-14 22:39 | その他 | Comments(1)
2013年 03月 11日

あれから

江ノ島に行ってきた。
江ノ島の神社には弁天さんがいる。
昨年秋に「術後も変わらず歌えますように。」とお願いした。
願いを叶えてもらったのでお礼参り。
ありがとう弁天さん。
何かをお願いしてそれが叶ったならお礼に行く。
それが大事って京都のどっかのお寺の人が言ってたのを覚えている。

風が強くて波が荒かった。雲は吹き飛ばされていた。
モンシロチョウのようなヨット達。
家族連れ。恋人同士。ハイキングサークルらしき団体。はしゃぐ学生諸君。
犬。猫。大道芸。貝殻細工のすすけたお土産。
てっぺんあたりの茶屋でビールを飲んだ。
もしも津波がおこったら、この幸せは一瞬で消えてしまうのだなぁ。
悲しみや苦しみは覚えていてもらえる。
だけど幸せは消えてしまったら忘れられてしまう。
確かにそこにあったものなのに。

幸せがあったことを忘れたくないから
昨年は「perfect happiness」を書いた。
ずっとそんな気持ちでいられたら、それが悟りの境地なんだろう。
もちろん私だってみんなと一緒。ずっとそんな境地ではいられない。


河津桜が満開だった。
100%の幸せ。
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by santarablog1 | 2013-03-11 18:52 | その他 | Comments(1)
2013年 03月 05日

京都そして恵比寿

京都から戻って今日は早速のスタジオ、細かい録音諸々やって
スタジオからの帰宅としてはありえへん早い時間。

京都SOLE CAFEライブにご来場の皆さん。
どうもありがとう!
満員御礼でちょっと窮屈だったかなと思いますが、楽しんでいただけたでしょうか。
術後初ワンマン尺のライブで
おっとまだスタミナがー、とか個人的には色々あったけど
とても楽しかった!
ライブはオーディエンスも一緒に作るもの。
そういう意味で、なんて素敵な頼もしいあなた達だったことでしょうか。
またお会いしましょう。
6月に新しいアルバム持って行くからね、大阪ジャニスへぜひ!

あの後、大学時代の友人達とゆっくり飲んだ。
月日は流れ、みんな色々あって、私も色々あって、でも会えばよく喋り、よく笑い、
幸せな時間だった。
「天使の休息」かと思ったわ。
「天使の休息」って覚えてる?歌ね。あの元ヤン風味の歌詞がたまんないね。

さて、東京に戻り、昨日は恵比寿で打ち合わせ。
打ち合わせしながら飲んで、
恵比寿で飲んだら渋谷まで酔い覚ましに歩くのが好きなんですけど
(山手線ひと駅ぶん)
途中、コートのポケットに入れていたはずの部屋の鍵がないことに気付いた。
正確に言うとキーホルダーはあるんだ。鍵部分がないわけ。
キーホルダーはエッソくんなの、ガソリンのエッソくんね。
どっかで落としたのだきっと。
もう渋谷駅の超近くまで歩いていたんだけども、仕方ない。
恵比寿までもと来た道をたどって歩いた。
ちなみに京都へ出発する朝にエッソくんは一回行方不明になって、
京都から戻ってきた翌日、近所のドラッグストアで再会したのだった。
(その間は合鍵でなんとかした。)
つまり再会したその日のうちに、エッソくんの野郎はとんでもない失態をやらかしたわけよ。
自分だけポケットの中でニコニコしてて、鍵だけどっかに隠したのだ。
いくらエッソくんのせいにしたって、悪いのは私である。
なくしたのは私だ。
しかもその時点で酔っ払いである。
情けなかった。
一軒目を出る時にポケットにあったことは確認してたので、二軒目の店へ。
二軒目の店員さんに事情を説明するべく、バーカウンターへ身をのりだした時だ。
私の話を聞いた店員さんは、すわ一大事、と飛び出さんばかりの勢いでスタッフ一人一人に確認する。
と同時に私はバーカウンターと腿に挟まれた金属の何かの存在を感じる。
存在を確かめる。固い。鍵の形だ。
だけどもちろんポケットの中ではない。コートの裾の部分。
なんと、ポケットにあいた小さな穴から
コートの裏地と表地の間の裾部分に、鍵が滑り込んでいたのだ。
店員さんは気の毒そうな顔をして
「落し物はない。でも見つかったらすぐに電話するから番号を教えろ。」と告げた。
そらそうだろう。だって、鍵は私のコートの裾にあるんだもの。
だけど言い出せなかった。恥ずかしくて。

帰り道、電車の中で、なぜか涙が出た。
自分に腹が立って泣いた。
こんなことで泣くなんて恥ずかしいけど涙が出た。
ここ最近の諸々が涙になって出たんだけど、きっかけは鍵だ。
鍵事件がなかったら涙なんてきっと出なかった。
妙齢の女が最終に近い電車でぽろぽろ泣いていて、周辺の人はさぞかし気味悪かっただろう。
でも私は泣いてしまった。まだ酔っていたのだろう。
すごいストレス発散だった。夜よく眠れた。
迷惑な話だ。
これを読んでくれるあなた。落ち込むほど情けない自分を、あなたは時々発見しているかも知れない。
でも私よりマシだよ。
おしまい。
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by santarablog1 | 2013-03-05 23:00 | その他 | Comments(2)