サンタラ・田村キョウコの続・失言注意報が出ています

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2016年 03月 17日

第7回 微熱の窓辺

ただいまNEWアルバムトラックダウン作業中!
本日は第10回配信号、メインコーナーである「微熱の毎日」より
「見えないものあれこれ」を抜粋でお届けします。
ここに載せると問題があるかもしれないなーという部分は
若干編集しておりますので
バックナンバーは必ずしもこの通りではございません。
よろちく。

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子供の頃とても怖がりだった。
今も怖がりだ。

目に見えないものは怖い。
同時にひどく魅力的でもある。
目に見えないものが
ないと言い切れるでしょうか。
あるとも言い切れないが。

…と、いうくらいの湯加減で目に見えないものを信じている。
神様や妖怪や霊、念、縁、運。
「ない」世界より「ある」世界の方がちょっと楽しい。


年末、腸感冒にかかって
一日中じりじりと起きては寝て、寝ては起きる。
ウィルスを排出することが肝心なので
胃腸の薬は飲めなかった。
身体から毒が出る。
食事はおろか水を飲んでも刺激になって、出る。
苦しかった。
でも
本当は言いたくて言えなかったことや
言わない方がいいと思って言わなかったことや
重ねた不摂生、ごまかし、怒り、諦め、買った恨みなど。
ウィルスとともに全部出てゆくようで、
どこか気持ちがよかった。
もっともっと出したい。
内臓の内側を洗って欲しい。
もう一日このままでいたいと思った。
熱でのぼせていたのだろうか。
その姿を一度も見たことがないはずの「念」のようなもの達。
私のイメージする「念」は内臓にまでこびりついている。

目に見えないものと言えば、
長崎はO地区のとあるホテルでのこと。

翌日にライブを控えていた。
スタッフとメンバーで食事しながら打ち合わせ、軽く飲む。
12時をまわったところでおひらき。
それぞれの部屋へ引き上げる。

シャワーを浴びる。
本を読みながら寝てしまう。
怖がりなので灯りはいつも点けたままだ。
何時頃だろう。覚えていない。
肩を叩かれて起こされる。
誰に?
誰もいるはずがない。
寝ぼけていたのだろう。
きっと気のせいだと思った。

私は気のせいだと思うのが得意です。
どれくらい得意かというと、
今住んでいる部屋の
玄関の表札のすぐ横にある配管の隙間に生肉をぎっしり詰めこまれたことが
二度ほどあったが
それを百舌のしわざで片付けたくらいだ。
アホか。

話が横道に反れた。

首をかしげながらまた寝る。
うとうとし始めたその頃、再度肩を叩かれ目が覚める。
読みかけの本や眼鏡が肩に当たったのかも。
そそくさと枕元を片付ける。
だけどしっかりした実感があったなぁ。
何かが当たった感じじゃないって本当はわかってる。
意思のある叩き方だった。
ふと思いつきベッドの下をのぞく。
なにもいない。

寝る努力をする。
うとうと。
三度目の肩叩き。
そう、それは
救命講習にて横たわる人形の肩をまず最初に叩き、
大丈夫ですか!大丈夫ですか!」と意識の有無確認をする、
あのくらいの強さだ。

確信した。
ここには目に見えない何かがいます!

(2014年1月5日)
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怖かったよぅ。
お話はまだ続くのですが、ここではこれで失礼。

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by santarablog1 | 2016-03-17 22:44 | 微熱の窓辺 | Comments(1)
Commented by Nori at 2016-04-01 12:53 x
私も、同じくらいの湯加減で、
結局のところは信じてます。
肉体的接触(肩たたかれるとか^^;)の経験はないですが。
これって…ということはなきにしもあらず。
怖いことではなかったです。


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