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2016年 03月 14日

第6回 微熱の窓辺 再び開く 

メルマガ「微熱の世界」を始めて、二年半弱経ちました。
次回3/20の配信で73回となります。
ご購読いただいている皆さん、いつもどうもありがとう!
レスポンスのメールもありがたく嬉しく読ませてもらってます。

さて
相変わらず、楽しんで好きなことを書いています。
やはりブログやtwitterなど誰でも見れる場所に書けることと
メルマガで書けることと、ボーダーラインが違います。
メルマガの世界を覗き見してもらうつもりで。
ご購読者の皆さんにはバックナンバーの窓辺として。
この場に「微熱の窓辺」コーナーを作りました。

窓は時々開くんです。
第二弾を始めようと思います。

さて
今日はもうすぐ来るお花見シーズンに備えて
都内西部在住者にはお馴染みのお花見スポット
井の頭公園の深部へ潜入した冒険譚、
第5回 微熱の散歩 井の頭公園編より抜粋。

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井の頭公園は都民の憩いの場である。
北側はお洒落な(?)吉祥寺の街。
雑誌「天然生活」と「リンネル」を小脇に抱えたファミリーが
もう続々と集いに集って
お洒落なかふぇーの犬OKテラス席で
ソイラテかなんか飲みながら
オーガニック食品やコーポラティブハウスに関して話をしながら
facebookでいいね!しまくっているような
いけすかないイメージでいっぱいだが
実際はそんなことなく
なんにも考えてなさそうなかわいい大学生達や、
吉祥寺ヒッピー文化の末裔や大道芸人、
犬の散歩のご老人や酔っ払いや、
私のようなただの通行人もいっぱいいる。


井の頭公園の横にはささやかな動物園がくっついている。
正式名称は井の頭自然文化園。
ふと思った。
入ってみてもいいんじゃないだろうか。

だけど私はまさに通りがかっただけであって、
そのつもりでここに来たのではない。
レコーディングが始まっていて
森さんとのライブもあるし
やることいっぱいだけど
もしやることができなかったとしても、
入ってみてもいいんじゃないか。

いやいや、やるべきことができないのはまずいけど
入園料が400円だと言う。
入ってみてもいいんじゃないか。

背後にはボート乗り場。
例えばボートに乗ったとして最初の60分が600円だと言う。
その後延長30分ごとに300円。
延長ってどんなボート好きだよ。
そんなに好きなら
選手になった方がいい。
私はボートには全然乗りたくない。
だけど1時間半乗ったとしようよ、仕方ないから。
900円だよ。
そしたら動物園、
入ってみてもいいんじゃないか。

入ってみた。

まずは鳥ゾーン。
色んな鳥がいたが
全体的な印象としては「鳥だな」ということに尽きるゾーン。

あひるの食事には驚いた。
容器に入った青菜の刻んだものをつついて食べるのだ。
つつくといってもついばむのではない。
キツツキみたいに高速でつつく。
アルミの容器が「かかかかかかかかかか……」と
機械じみた音をたてる。
何羽もいるので工場のようだ。

以上、鳥ゾーンでした…。


水辺の生き物ゾーン。

地味な水辺の生き物が実に地味に展示してあって
好感が持てる。
現代日本が失ってしまった美しい水辺の再現。
水草いっぱい。自然光きらきら。
地味な生き物いっぱい。

このゾーンの見所は
カミツキガメとブルーギルとバスが入れてある水槽!
外来種はオリジナルの生態系を乱すので、ペットを放してはいけない、
と書いてある。
外来種とともにゴミも入れてある。
プラスチックや金属などのゴミを捨ててはいけません、
自然に戻らないからね。
とも書いてある。
そう。
この水槽は悪い例の水槽として存在しているのだ!!
水草一切なし!!
訴えたいことはわかるけど…
なんか…
なんか…
超・理・不・尽!!
本人(亀と魚)に罪があるはずもないのに!!
こんなにも辱めて…
どS展示なのか、
それともハウス食品提供の世界名作劇場なのか…

公園にくっついている部分のゾーンはこれで終わりだ。
吉祥寺通りを隔てた向こう側に
毛のある生き物ゾーンがある。
そこにもゲートがあるので
チケットの半券を見せねばならない。
ポケットを探る。
鞄を探る。
ないね。
落としたね。
出口で申し出る。
「あぁ…。ではチケットの代わりになるものを用意しておくので
ちょっと探してきてもらえますか?」
おっと。
チケットの代わりになるものを用意できるのにも関わらず
落としたチケット探して来いと。

…。

ちょっと意味がわからなかったので、もう一度たずねなおしたが、
「えぇ。探してきてくださいね。作っときますんで。代わりを。」
おっと。

やはりどSなのかも知れない。
そこそこ広い風の吹く敷地内にて紙切れ一枚を探すプレイ。

私はどMではないので
水の生物ゾーン、鳥ゾーンへ引き返すと見せかけて
カイツブリのいる水槽へ。
カイツブリは潜るのが上手な鳥だ。
と言ってもペンギンほどではない。
ペンギンは海の中では空を飛ぶように泳ぐ。
「鳥だなー!」と納得する泳ぎだ。
しかしカイツブリは違う足をカエルのように使い、首を伸ばしたり縮めたりして
えっちらおっちら潜る。
結構笑える。
大きな金魚を食べている。
金魚はらわた出てる。
行動展示というヤツだ。
グロいね。
流行の行動展示とは言え、
赤い魚は散らかった肉片が目立つ。
絶対どSですよね!

ひとしきり眺めて出口へ。
チケットの代わりになるものをもらう。

歩道橋で吉祥寺通りを渡る。
向こうから変な人が歩いてくる。
どれくらい変か説明するのは難しいが
六角精児が本気を出して演じればあれくらいだろうか。
めちゃくちゃ可愛い子犬を抱いている。
抱き方が変で可愛い子犬を自慢しながら歩いている風に見える。
子犬の脇に両手を当てて抱え、下半身をぶらぶらさせている姿勢だ。
子犬は泥棒メイクみたいに口のまわりが黒い。
全身に毛のある動物はかわいいなぁ。
気持ちは盛り上がる。
犬で盛り上がってりゃ世話ない。

さて吉祥寺通りの西側、
自然文化園のメインゾーンである。

2013.11.15配信
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冒険譚は続くのですが窓辺はこのあたりで…。

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by santarablog1 | 2016-03-14 17:29 | 微熱の窓辺 | Comments(1)
Commented by Nori at 2016-03-19 01:35 x
おそらくこの回で、私のアタマに残っていること。
それは…
「カピバラはどうしてあんなに四角いのか」
記憶鮮明。
それから暫くして、カピバララーメンを見つけたことまで、今思い出しました ^^;
我ながら、ヒトの記憶って面白い。
なぜそこなのか…


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