サンタラ・田村キョウコの続・失言注意報が出ています

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2015年 08月 13日

期間限定で開きます「微熱の窓辺」

メルマガ「微熱の世界」を始めて、一年半とちょっと。
(ご購読いただいている皆さん、深く感謝しています!どうもありがとう!)

メールマガジンなんて時代に逆行しているようですが
誰でも見れるブログやSNSで書けないこと、書きたくないことはやはりあるのだし、
何でもシェア、何でも垣根なし、みたいな世の中の風潮に
ちょっと飽き飽きしていたのね。
クローズであることの良さをもっと楽しもうと思って始めたのでした。
一年半とちょっとやってみて…。
…断然、メルマガの方が面白い!
正直言って!
(Twitterなんてものは瞬発力以外のなにものでもない、屁のようなものです。)

というわけで
この場に「微熱の世界」に通じる小さな窓を開けてみようと思います。
もっと「微熱の世界”覗き見”」とか「微熱の世界への誘い」とか
わかりやすい感じにしようと思ったんだけど
なんかこうね…官能小説っぽくてね…。

バックナンバーの一部を掲載したいと思います。
時事ネタは古くなっているでしょう。
当たり障りのない部分でしょう。
話は完結しないかもしれません。
あくまで小さな、時期が過ぎればまた閉じる窓です。
よかったらちょっと覗いてみてください。


では今日の窓は昨年のちょうど夏、同じ時期の窓。
2014年8月15日に配信された第32回「夏休みの宿題」より、
”微熱の毎日”コーナーの一部抜粋です。


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~読書感想文 私と北村先生とハラペーニョ~


料理本をもらった。

「私の唐がらし料理」

手渡された瞬間正直リアクションに困った。
すごい的の絞り方である。

まぁ確かに私、唐辛子好きだけども、
「たまごでお弁当1week!」とか
「週末お家で楽しむカジュアルフレンチ」とか
「初めてのスウィーツBOOK」とは明らかに違うし、
はたまた「熟年硬派宣言・男の台所~池波正太郎の舌」や
「お天気お姉さんの牛、時々豚、ところによって鶏でしょう」や
「高円寺発!サイケデリックキッチン!」
なども購読者をつけて歩いて観察したいが、
やはり絞り方で言うならば
「いわし料理365日」とか
「オホーツクから愛をこめて タラバのある食卓」
「Oh!Shimonita 葱とこんにゃく 付録:葱とこんにゃくカレンダー2015年版」
と同等くらい”そんなわけない”レベルであると言える。

ぱらぱらとページをめくってみる。
ほぅ・・・
なるほどね。
言われてみれば
伏見とうがらし、ししとう、ピーマン、パプリカも唐辛子の仲間であるし、
カイエンペッパーやチリパウダーなど
スパイス売り場でおなじみの小瓶で間に合うレシピも多い。
伏見とうがらしの炊いたんから始まって
タイ料理、韓国、イタリア、インド、スペイン、メキシコ…
バラエティに富んでいるけれど意外と身近。
写真の色もきれいだし、
「Oh!Shimonita 葱とこんにゃく」よりは的が広いかもしれない。

ちょうど中ほどに読み物が挟まれる。

唐辛子の歴史。

唐辛子はペルー、メキシコあたりの生まれ。
大航海時代にヨーロッパに持ち帰られたが
最初は辛すぎて胡椒ほど受け入れられなかった。
ウケる。
生まれ故郷ではお守り、薬、そして貨幣のかわり、お仕置き道具にもなったと。
ふんふん。

次のページをめくる。

「小さな鉢ひとつで日本でも結構育つ」みたいな大書き。
ハラペーニョの種のパッケージ写真。
「水はけのよい日当たりのよいところで大きくしっかり育てましょう!」

嫌な予感・・・。

そこから先のレシピ、ぐっとハードルがあがる。
なにしろ全ての料理にハラペーニョが必要なのだ。
生ハラペーニョなんかそうそう売ってない。
売ってないから育てよ、と。
やはりさっきのページは前ふりだったのか・・・。
育てよ、から始まるレシピってあるかい?

最後の二つのレシピに至っては
チレ・アンチョ、チレ・グァヒーヨ、チレ・パシーヤを手に入れて
水で戻して使うって書いてある。
ホール、丸のままのそれらが必要であるという。
チレというのはチリ、すなわち唐辛子であり
アンチョ、グァヒーヨ、パシーヤはそれぞれ違った種類。
ひとつ欠けてもこのレシピは完成しない。
いつか上野の科学博物館で見たミイラの手みたいな
大きくて干からびた濃い茶色のチレ。

例えばですよ。
メキシコシティに住んでいるメキシコ人に和食の本を渡して
「まずは干し椎茸、高野豆腐、身欠きニシンを水で戻してね。」って言ったらどうするか。
椎茸は売ってないから育てて干してね。豆腐も寒い夜に干して。
ニシンは・・・ど、どうにかしてね。

つまり、この本は的の絞り方を間違っている、と言わざるを得ず、
やはり「Oh!Shimonita 葱とこんにゃく」並みである。

…続く…

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by santarablog1 | 2015-08-13 14:04 | 微熱の窓辺 | Comments(1)
Commented by Nori at 2015-08-14 00:01 x
おぉ、もう1年半過ぎたんですね。
この年月の過ぎ去る速さ、どーしようかとちょっとうろたえます。
一生って短い…(オーバー?)
しかし、現在の悩みだって、1年たったらきっとなんとかなっている、
そして、それはそう遠くない、とも考えられるかも。

ハラペーニョの威力がとんでもなかったという話は、
メルマガだったかブログだったか…

甲子園のサンタラ対決は、残念でしたねー。
山梨にがんばってもらいましょう。


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