2012年 07月 18日
いちごと綱渡り
だいたいひと月経過しました。
あんなにステキなビジュアルだったのに、
今ではいちごの色が抜けてなんとも言えない気味の悪さ。
なんか虫の卵みたいな・・・って書いてて気持ち悪くなった。
果実を取り出すタイミングを計るため味見。
酒の色はこんな感じ。美しいです。
おそらくブルーベリーのお陰でしょう。
香りは鮮烈。加工品みたいないちごらしさ。
香りに関してはブルーベリーの存在感なし。
生のまま飲んでみる。
おぉなんという凶暴な味!
例えるならば幼児がマシンガンを背負っているような凶暴さ。
あとひと月したら果実を取り出して熟成を続ける。
世の中色んなニュースが飛び交って
「反再稼動」や「反原発」や「いじめと呼ばれる犯罪行為と隠蔽体質」とか
私の誕生日にわざわざ私の地元に届けられるらしい「オスプレイ」とか
「増税」とか「社会福祉」とか「TPP]とか
もっともっと挙げればキリがない。
どれも綱渡りだ。
綱渡りしないと生きていけない。
安心、安全、安定なんてほんとは最初からなかった。
目隠ししてただけで。
目隠しとったら実はずっと綱の上を歩いていたのだ。
人間は放射能でも死ぬし、経済破綻でも死ぬし、人権を踏みにじられたら死ぬし、
隣国と領土問題でもし戦争になれば死ぬし、空から鉄の塊が降ってくれば死ぬ。
死ぬ原因をたくさん作ってきたように見えるけどそうじゃない。
ほんとは死ぬはずだったものを救ってきたのも、この複雑な社会だから。
こういう事を考える姿勢がトレンド風になっちゃうことにすごく違和感がある。
急に太鼓叩いて練り歩くみたいなこと、私にはできない。
私は救いようのないロマンティストなのかもしれない。
幕末歴史好きとしては
尊皇攘夷と叫んで世間を焚きつけておきながら、妄想と紙一重くらいずっと先のことを見据えていた
長州藩の指導者達を思い浮かべる。
パワーバランス。
卑怯なようでもそういう人材は必要なんだよねきっと。革命にはさ。
さて、今週末は名古屋、金沢で歌います!
難しい話はない。今、こういう時を来てくれるみんなと一緒に過ごしたい。
by santarablog1
| 2012-07-18 11:40
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