2010年 11月 07日
異界へようこそ
花園神社ってこんな広かったっけ?と思うくらい人がいて店がある。
熊手というのは一番最初は大きいのを買ってはいけないんだって。
毎年、贔屓の熊手屋で、去年より大きな熊手を買うべきなんだって。
年々そうやって少しずつ大きくなるわけ。
怖いね。
来年儲けてフォークくらいのから始めよっと。
さてそんなヘタレな私の目的は見世物小屋でした。
あの小屋の中に一度入ってみたかった。
見世物小屋のシステムはすごい。
客はいつ行っても開演時間まで待つ必要がないの。
どういうことかと言いますと
一度始まるとエンドレスで
いくつかの演目を順番に繰り返しやっていくのよ。
だから客は一度観た演目がもう一度始まったら
「ひととおり観たな」とわかって、ひととおり観た人から退場するの。
たいへん合理的なシステムです。
話には聞いていたものの
外観やネオンや呼び込みの口上とは裏腹に
中のムードはほのぼのしてます。
ニシキヘビが出てきたかと思えば、犬が輪をくぐったり、
ゆっるい手品があったり、
双頭の動物のミイラが登場したり。
繰り返しやっているだけあって
とくにクライマックスはない。
でも頭を落としても動いている死にたて(?)の蛇を食べる芸は
なかなかすごかった。
骨が砕ける音が聞こえた。
演者の高齢化で存続はもう無理かと諦めていたところに
若い人が入ってきてくれて、はりきってる!と
この方が言ってました。
日本最後の見世物小屋なんだそうです。
ちなみに手に持ってるのは蛇です。
目がつぶらで可愛いです。
by santarablog1
| 2010-11-07 23:56
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