2010年 08月 22日

犬と暮らすこと

昨日、実家が犬を一頭迎えた。
知り合いの知り合いが都合により手放さなきゃならなくなって
新しい飼い主を探していたのだ。
この9月で1歳になる。もう子犬とは呼べない子。
それもあってなかなか飼い手が見つからず
施設に収監されるほんの手前でうちに来ることになった。

うちの家族は動物好きだけど
犬を迎えることがどんなに責任重大なことか
よーくわかっているので
なかなか全員の意見がまとまらず(うちは大家族なのです)
最後まで賛成派と慎重派がバトルしていたらしい。
賛成派も慎重派も
一緒に暮らしていない私に訴えてくるので
最近、私の電話が忙しかった。

以前うちには二頭の犬がいた。
一頭は私が小学一年の時、そしてもう一頭は中学三年の時に来た。
どちらも思春期だった私の大事な大事な友達だった。
家族に言えない気持ち、友達に言えない気持ち
行き場のない気持ちを受けとめてくれたのは
彼らだったと思う。
思春期はなにもかもが大げさで
愛のかたまりみたいな彼らを抱きしめるだけで
私は愛されているし、許されていると感じた。

私はそのうち地元を離れて進学した。
あんなに大事な友達だったのに
新しい生活に夢中になって、彼らのことを忘れがちになる。
そしていつの間にか彼らはPPMの歌のパフみたいになった。
彼らの壮絶な老いに向き合うことなく
地元の家族がそれに付き合うことになる。
だから私は「犬と暮らしたことがある」って胸を張って言える気がしない。

新しくうちに来た子が
どうか早く家族と仲良くなって
楽しい一生を過ごせるようにと願ってる。
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by santarablog1 | 2010-08-22 21:36 | その他 | Comments(2)
Commented by tochi12 at 2010-08-22 21:51 x
>愛のかたまりみたいな彼らを抱きしめるだけで
>私は愛されているし、許されていると感じた。

過去に一緒に暮らしていた彼女たちのことを思い出して泣けました。
私のことを待っててくれるから切ない。
切なくて大切な愛のかたまりでした。
最期まで飼い主として、安心させて甘えさせてやりたいですね。
Commented by ほうろう at 2010-08-23 01:28 x
キョウコさんはご家族から頼られてるんですねぇー。なんとなく分かる気がします。(^^)
私は就職で地元を離れた後に、実家に犬がきました。なので、全く犬と暮らしたことないんですが、実家に帰るたびに大変だなぁって。特にやんちゃなきかん坊だったんで、私には全く慣れなかったけど、家の両親にはベッタリだったので、ちょっと嫉妬心をいだいたりして。そんな彼も亡くなってしまいました。寂しいです。
確かに、犬を飼うって責任重大ですね。今の私には無理だけど、家の両親の姿を見てて、将来そんな余裕がある私になっていたいとも思います。
ではまた


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